華陀膏(かだこう)について


中国からやってきた水虫の薬 華陀膏(かだこう)

本品は中国で製造された水虫の薬です。 じゅくじゅく水虫でも、カサカサ水虫でも、どちらにも使え、ヒフを保護します。

華陀膏の特徴
「華陀膏」は安息香酸'(あんそくこうさん)・サリチル酸などを配合した軟膏剤で、水虫・いんきん たむし、ぜにたむしの改善を目的としております。


効果
みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし


成分・分量
サリチル酸・・・・・・・・・4.8g
安息香酸・・・・・・・・・・・・・・9.7g
dl-カンフル・・・・・・・・・・・2.4g
※添加物として黄色ワセリン(基剤)、パラフィン(基剤)及び蝋梅油(香料)を含有します。


用法・用量
適量をとり、1日1〜3回患部に塗布又は塗擦して下さい。

効果的な塗り方
患部の外側から中心部に 向けて、円を描くように 塗りましょう。

かだこう・水虫に中国の薬
【中国の名医 華佗】
後漢時代の末年(約1700年前)に、すぐれた医学者「華佗」がおりました。

華佗は、内科、外科、婦人科、小児科、鍼灸科などの分野に精通していましたが、なかでも外科にはとくにすぐれた腕をもち、後生、外科の開祖としてあがめられました。 華佗は全身麻酔の方法を発明したと伝えられています。

※華陀膏と華佗とは直接的な関係はありません。


中国こぼれ話
中国では、水虫のことを俗に「脚気」(ジョウチ)と言います。 日本ではビタミンB1不足からくる足の「むくみ、痛み」の事を「脚気」(かっけ)と言いますので全く意味が違ってきます。

また、広東省や香港などの南部地方では、水虫にかかった足が「たにし」の腐った臭いがする事から「臭田螺」(ツオテンロウ)と言ったり、または、「香港脚」(シャンガンジョウ)と呼んでいます。

この南部地方は日本と同じように高温多湿なので、水虫が非常にかかりやすい環境といえます。 「水虫」は命にかかわる病気ではないものの、とてもやっかいで治りにくく、 また精神的にもつらい病気です。

かかったら早めの手当てと、家族や他人にうつさないことが大切です。


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